わたしがどんなに嘆くかを聞いてください。 わたしを慰める者はひとりもなく、 敵はみなわたしの悩みを聞いて、 あなたがこれをなされたのを喜んだ。 あなたがさきに告げ知らせたその日をきたらせ、 彼らをも、わたしのようにしてください。
エルサレムは、はなはだしく罪を犯したので、 汚れたものとなった。 これを尊んだ者も皆その裸を見たので、 これを卑しめる。 これもまたみずから嘆き、顔をそむける。
すべて道行く人は、あなたにむかって手を打ち、 エルサレムの娘にむかって、あざ笑い、 かつ頭を振って言う、 「麗しさのきわみ、全地の喜びと となえられた町はこれなのか」と。
彼らの悪をことごとくあなたの前にあらわし、 さきにわがもろもろのとがのために、 わたしに行われたように、彼らにも行ってください。 わが嘆きは多く、わが心は弱りはてているからです」。
このために、わたしは泣き悲しみ、 わたしの目は涙であふれる。 わたしを慰める者、わたしを勇気づける者が わたしから遠く離れたからである。 わが子らは敵が勝ったために、 わびしい者となった」。
わたしの嗣業をかすめる者どもよ、 あなたがたは喜び楽しみ、 雌の子牛のように草に戯れ、 雄馬のように、いなないているが、
しかし彼らはわたしのつまずくとき、喜びつどい、 ともに集まってわたしを責めた。 わたしの知らない他国の者は わたしをののしってやめなかった。
シオンの道は祭に上ってくる者のないために悲しみ、 その門はことごとく荒れ、 その祭司たちは嘆き、 そのおとめたちは引かれて行き、 シオンはみずからいたく苦しむ。
これは夜もすがらいたく泣き悲しみ、 そのほおには涙が流れている。 そのすべての愛する者のうちには、 これを慰める者はひとりもなく、 そのすべての友はこれにそむいて、その敵となった。
わたしはバビロンとカルデヤに住むすべての者とに、彼らがシオンで行ったもろもろの悪しき事のために、あなたがたの目の前で報いをすると、主は言われる。
彼女がしたとおりに彼女にし返し、そのしわざに応じて二倍に報復をし、彼女が混ぜて入れた杯の中に、その倍の量を、入れてやれ。
群衆また群衆は、さばきの谷におる。 主の日がさばきの谷に近いからである。
「人の子よ、ツロはエルサレムについて言った、『ああ、それはよい気味である。もろもろの民の門は破れて、わたしに開かれた。わたしは豊かになり、彼は破れはてた』と。
イスラエルの殺された者たちのために、 バビロンは倒れなければならない、 バビロンのために全地の殺された者は倒れたのだ。
主なる万軍の神は言われる、 高ぶる者よ、見よ、わたしはおまえの敵となる、 あなたの日、わたしがおまえを罰する時が来た。
弓を張る射手をことごとく呼び集めて、バビロンを攻めよ。その周囲に陣を敷け。ひとりも逃がすな。そのしわざにしたがってバビロンに報い、これがおこなった所にしたがってこれに行え。彼がイスラエルの聖者である主に向かって高慢にふるまったからだ。
その周囲に叫び声をあげよ、彼女は降伏した。 そのとりでは倒れ、その城壁はくずれた、 主があだをかえされたからだ。 彼女に報復せよ、彼女がおこなったように、 これに行え。
イスラエルはあなたの笑い草ではなかったか。あなたが、彼のことを語るごとに首を振ったのは、彼が盗賊の中にいたとでもいうのか。
しかし、すべてあなたを食い滅ぼす者は 食い滅ぼされ、 あなたをしえたげる者は、 ひとり残らず、捕え移され、 あなたをかすめる者は、かすめられ、 すべてあなたの物を奪う者は奪われる者となる。
わたしは祈ります、「わが足のすべるとき、 わたしにむかって高ぶる彼らに わたしのことによって喜ぶことを ゆるさないでください」と。
しかし主は悪しき者を笑われる、 彼の日の来るのを見られるからである。
主は悪い者のつえと、 つかさびとの笏を折られた。
彼らは憤りをもってもろもろの民を 絶えず撃っては打ち、 怒りをもってもろもろの国を治めても、 そのしえたげをとどめる者がなかった。
あなたのもろもろの敵は、あなたをののしり、 あざ笑い、歯がみして言う、 「われわれはこれを滅ぼした、 ああ、これはわれわれが望んだ日だ、 今われわれはこれにあい、これを見た」と。